動作環境
仮想OSの実現方式に依存します。まず実際にご利用いただく環境で評価版にてお試しいただくことをお勧めします。
WinActorはフォアグラウンドで動作するアプリケーションです。ログインユーザのデスクトップ画面を介してアプリケーションを操作します。仮想OS上のWinActorがシナリオ実行中にローカルPCとのセッションが切られた場合にシナリオ実行が継続するかどうかは、仮想PCの実現方式とシナリオの作りによります。「画像マッチング」を用いられているシナリオでは、多くの場合、仮想PCとのセッションが切られると画像を見つけることが出来なくなり正常に実行されなくなります。
仮想サーバによって出来るものと出来ないものがある為、一概には回答出来ませんが、基本的にリモートデスクトップ接続を維持した状態(維持していても最小化状態はNG)での実行をお願いしています。まず、評価版にて動作検証をしていただくことをお勧めいたします。
対応OS: Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10, Windows Server 2016
対応ソフトウェア: Microsoft Office 2010, 2013, 2016 ※Office連携時
対応ブラウザ: Internet Explorer 11 ※ひな形作成機能使用時
推奨CPU: 2.5 GHz以上の x86または x64プロセッサー
ハードディスク: 空き容量 3.0GB以上
メモリ: 2.0GB以上
ディスプレイ: 1024 × 768 以上が表示可能なもの
・Internet Explorer 11
IEモード、エミュレーションモードや画像マッチングで記録が可能
・その他ブラウザ
エミュレーションモードや画像マッチングで対応可能
FirefoxやChromeについては、画像認識を使った自動操作、座標を指定した自動操作によって対応が可能です。IEについては、上記に加えて、ボタンや入力欄につけられたIDを指定した自動操作が可能です。
製品
バージョンアップ前に作成したシナリオは、バージョンアップ後も引き続き使用することができます。
既存のシナリオでおこなっている操作(例:画像マッチング、エミュレーション)に影響があるかの確認(影響がある場合は修正作業)が必要です。
フル機能が利用可能な「評価版」の貸し出しを行っております。また、お伺いしてデモンストレーションをご覧いただくこともできますので、お気軽にお問い合わせください。
WinActorは純国産のRPAツールですので、インターフェースやマニュアルが全て日本語となります。また、記録機能を利用して容易にシナリオ作成が可能となり、GUI上で作成したシナリオがフローチャートとして図示されますので難しい知識は必要とせず、人手作業の効率・品質・コストの大幅な改善につなげることができ「働き方改革」をお手伝いいたします。また、専用のサーバを必要とせず、クライアントPCにインストールするだけで使い始めることができますので、業種や会社の規模に関わらず、幅広い業務で活用いただけます。
WinActorはインターネット接続を必要としませんが、業務に必要なシステムに接続できるネットワーク環境が必要となる場合はあります。
機能
WinActorをインストールしたパソコンを増やす方法が考えられます。同じハードウェア構成、同じ環境設定のパソコンであれば、同じシナリオファイルをそのまま実行できる可能性が高いです。この場合、実行版ライセンスの買い増しが必要です。ただし、サーバアクセスを行うシナリオを実行する場合には、念のためWinActor(クライアント)の増加に伴うサーバ負荷やネットワーク負荷の増大を考慮に入れる必要があります。
可能です。
Windows標準のタスクスケジューラを用いてWinActorをバッチ起動する方法があります。
短時間での利用であっても、WinActorを実行する1PC毎に1ライセンスが必要です。WinActorにはシナリオ作成機能を含む「フル機能版ライセンス」と、フル機能版で作成されたシナリオを実行するだけの「実行版ライセンス」があります。
通常、エラーダイアログを表示して停止しますので確認できます。また、「例外処理」を利用することでエラー時にハンドリングをすることが可能です。
version 5.0.0より、csvを取り扱う際の文字コードを指定できるようになりました。メイン画面より「設定」→「オプション」→「実行」を選択し、CSVファイルエンコーディングを変更してください。デフォルトの設定は、MS932(Shift_JIS)になります。
その他の文字コードは、手入力で指定することができます。対応している文字コードは、下記をご覧ください。
外部参考ページ
https://docs.oracle.com/javase/jp/7/technotes/guides/intl/encoding.doc.html
WinActorマイナーバージョンアップ時に新規に追加される場合があります。
[ライブラリ]-[16_画面キャプチャ色判定]-[画面キャプチャ(指定画面)]をご利用ください。
※指定した画面全体をキャプチャするため、一部分のみのキャプチャはできません。
シナリオ
WinActor自体にメール受信機能は有りません。Outlookなどのメーラーを定期的に操作し、新着メールの確認を行うようなシナリオを作る必要があります。メーラーの自動振分(仕分)ルール設定機能を利用する方法も考えられます。
ODBC経由でDB連携を行うことにより、Access内のDBへの直接のインプット・アウトプットをすることは可能です。
可能です。
WinActorのライブラリには「シナリオGoto」というアクションがございます。このアクションではシナリオ内で別のシナリオファイルを読込み直し実行することが出来ます。変数値については別のシナリオに引継ぐことが出来ますが、データ一覧については引継げません。データ引継用のExcel/CSVファイルなどを別に準備してシナリオ間でデータを受け渡します。Excelデータの取得・設定にはライブラリの「Excel操作」を用いると便利です。
動作させる環境とシナリオを作成する環境(Windowsスタイル、表示倍率など)を極力合わせてください。また、シナリオ作成時に画像認識対象画面を全画面表示させるなど、見える領域を同一にすることや、他の環境でも一意に特定できる画像を指定してください。画像認識(画像マッチング)では認識率(マッチ率)を調整できますので、こちらの調整で対処することも可能です。
スクリーンロック状態ではウィンドウを識別することができなくなります。ウィンドウ識別の必要があるシナリオ実行時は、画面ロック、スクリーンセーバは、オフにした状態で運用してください。
対策例
・ 一定時間ごとにマウス/キーボード操作を行うノードを実行する。
・ 画面ロック設定を変更する。(時間を延長、無効)
コマンドプロンプトで行うほか、エミュレーションでの「Alt+F4」や画像マッチングなどによるアプリケーションの×ボタン押下などがあります。
基本的にWinActorは1台のパソコンに1プロセスしか起動できません。シナリオについても並列実行はできません。並列実行を行うためには、実行するシナリオの数のパソコンとWinActorライセンスをご準備いただくことになります。
1024文字です(半角全角に関わらず)。WinActorの変数は1024以上の文字は取り扱うことが出来ません。
保守サポート
購入後のお問い合わせ・サポートについては、メールでのやり取りとなります。ご質問の管理および情報共有をしやすくするため、FAQシートに問い合わせ内容を記入いただき、メール添付にてお願いします。頂きましたシートで回答返信を行います。
弊社より事前に更新のご案内をいたします。